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パチスロを教えてもらった至極の一台

パチスロを教えてもらった至極の一台

ドォーモ、皆さんこんにちは!! 編集部ヤックルです。

これは、1984年の日本ダービーのことです。

当時、圧倒的な強さを誇っていたシンボリルドルフは、それまでのレースを「先行して直線で抜け出す競馬」で安定して勝利を続けていました。しかし、この日本ダービーにおいて初めて「道中馬群にもまれる苦しい競馬」を経験することになります。

レースが向こう正面に差し掛かり、苦しい展開に鞍上の岡部騎手も早々にゴーサインを出しましたが、ルドルフはこれに全く反応しません。観客達が異変を感じてざわつく中、勝負が動いたのは最後の直線に入った時でした。まるで「ここが勝負所だ」と言わんばかりに、ルドルフは自ら加速を始め、先行馬をゴール前できっちり差し切り勝利をおさめたのです。

このレースを振り返り、岡部騎手はのちに「ルドルフに勝たせてもらった」「ルドルフに競馬を教わった」と語っています。

いやー、カッコいい逸話ですね。

何故この話を紹介したかというと、こんな大それた話ではないですが、ボクも岡部騎手と同じようにパチスロとは何ぞやを教えてもらった台があったからです。

それが、この台。

ひぐらしのなく頃に 祭』です。ボクのパチスロ人生でおそらく一番打ち込んだ台だと思います。

初めてこの台に出会った時、ボクはまだ〇〇生(察してください)の身分で、ぴっちぴっちの学生時代を謳歌していました。当然のようにまともにパチスロを打てるお金もなく、打つといっても1パチやジャグラー、たまにA+ARTタイプの台をワンチャン狙いで少し触るぐらい。そんなレベルでした。

とはいえ、そこは色々な意味で多感なお年頃。いつも同じような台を打っていても飽きがきてしまいます…。そこで「投資が少なくて済みそうなノーマルタイプコーナーを開拓していこう」という作戦を考えました。

その頃はまだノーマルタイプの台も多く、ジャグラー以外のノーマル機だけで一つのシマを作れたんですよね。そのシマにある台を片っ端から打ってみては、当たらなければ「クソ台」、当たったら「神台」というあまり意味のない選別を繰り返していき、その流れで座ったのがこの台との出会いでした。

いつものように適当に座り、台の横にあるPOPを手に取ると、そこには「?」がたくさん。

●1枚役が完全取得できるので、中押し白7狙いによる小役奪取手順がおススメ!
→他の台ではオーソドックスだった順押しBAR狙いはどこいったん? てか1枚役って何?

●RT突入時、「難易度:高」なら左リール白7を上段にビタッ!
→いや、ビタッって何?

●CZ転落時、「難易度:高」なら左リール白7を枠上にビタッ!
→いや、だからビタッって何!?

その時の収支がどうなったかは覚えていません。ただ、あまりにも台のことがわからなすぎて打っていて損した気分になったこと、その後、家に帰ってひぐらし関連の情報をネットで漁りまくったことは、今でも鮮明に覚えています。

そうして調べることで初めて、リール制御や技術介入(ビタ押し)など、パチスロ本来の楽しい部分について学ぶことができました。

当時パチスロの知識が小学生ぐらいだったボクが、今ではひぐらしを初めて打った時と同じ〇〇生ぐらいにまで成長できたのは、間違いなくこの台の影響です。

というわけで、この前ふとこのことを思い出したので、感謝の意味も込めて後継機の『ひぐらしのなく頃に 祭2』を打ってきました。

その後、他のひぐらしも打ち、500G回して富竹ボーナス1回(技術介入は全成功)でマイナスを7000円増やし、見せ場もなく実戦終了!

ボーナス全く引けない上に、技術介入もミスするというダメダメな結果に…。

確かにあの頃より知識は成長しましたが、その時から変わってないこともあり、懐かしい気持ちになりました。

相変わらず、金ねンだわ。

では、また次回!

ひぐらし祭2の機種情報は「パチマガスロマガモバイル」で!

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