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オッサンが白目剥いてぶっ倒れた

オッサンが白目剥いてぶっ倒れた

さらば、スキルヴィング号

ドォーモ、皆さんこんにちは!! 編集部ヤックルでーす。

この前の日曜、とあるショッキングなニュースが飛び込んできました。日本ダービーに出走していたスキルヴィング号の訃報です。

ボクはパチスロだけでなく競馬もそこそこに嗜みます。日本ダービーもこのスキルヴィングを絡めた馬券を購入していたので、この報せを聞いた時は色々とショックを受けました。先を期待していた馬だけに非常に残念です。

さて、今回はホール店員として働いていた時のエピソードをひとつご紹介したいと思います。

白目剥いてぶっ倒れた客

ボクの働いていたホールではパチンコとパチスロで階層を分けており、ボクはその日1階のパチンコフロア担当でした。

客もまばらになってきた夜ぐらいのことです。1パチのシマの呼出しランプが点灯したので対応に向かうと、呼出しボタンを押した台に座っていた顔なじみのオバちゃん客が、ボクの姿を見た途端、血相を変えて後ろの席を指差しました。

席に座っているのは、毎日打ちに来る常連のオッサン客。ぱっと見は普通に打っているように見えました。事態がのみこめず、頭の中で「?」の文字を浮かべながらオッサンに近づくと、すぐに異変に気づきました。

オッサンはハンドルを握りながら、白目を剥いて口をパクパクさせていました。よく見ると、身体が小刻みに痙攣しています。肩を揺さぶると力なくボクの方に倒れてきたので、慌てて受け止めました。

これ絶対アカンやつやん

「大丈夫ですか!?」と、咄嗟に声をかけます。「大丈夫なわけないでしょ!」と、オバちゃんが後ろからコールアンドレスポンス。そりゃ、そうです。明らかに異常なのは見てわかります。

ただ、人間パニックになると、こういう当たり前なことがわからなくなるんですよね。

ありがたいことに両隣が空席だったので急いで横向きに寝かせ、インカムで救急車の手配を依頼し、サービス用に常設されているおしぼりの機械から暖かいのと冷たいのと両方を駆け足で取ってきて、何となく冷たい方をオッサンの首や顔に置きました。

そういった対処が正解なのかはわかりません。とりあえず何かしないといけないと精一杯でした。

幸いにもオッサンはすぐに意識を取り戻し、そのタイミングでインカムを聞いたスロットフロア担当の主任が2階から降りてきてくれたので、その後の対応を代わることになりました。そこから先の状況は、業務の隙間に遠目から見ていただけですが、オッサンは主任と何やら話をしている様子でした。

程なくして救急車が到着したとインカムに報せが入り、主任はオッサンと二人で店の外へと出て行きました。歩けるぐらいまでは回復しているようで、安心です。

しかし、そうやってほっとしていたのも束の間、とんでもない光景が目に入ってきます。

救急隊員とのやり取りを終えた主任が、店の中に戻ってきたのです。オッサンと一緒に

それってアリなん!?

慌てて駆け寄り事情を確認します。どうやらオッサンは「体調はしばらく休めば平気だから、救急車は大丈夫。乗りたくない」と言い張ったらしく、救急車には帰ってもらったとのこと。

え、そんなことある!? というか、それっていいの?

色んな疑問が浮かびますが、主任は「お客さんがそう言うなら仕方ない」とだけ言いました。

後から調べたところ、どうやら『不搬送同意書』なるものにサインすれば、必ずしも乗車する必要はないようですね。とはいえ、意識を失うような症状が出たなら病院ぐらいは行っとくべきだとは思いますけど…。

そして肝心のオッサンはといえば、外から戻ってきた後、何食わぬ顔で元の席まで戻って……

再びパチンコを打ち始めました。

いや、どんだけパチンコ打ちたいん?

いかがだったでしょうか。これは、おそらくボクがあった中で一番イカれていたお客さんの話です。

皆さんは「気分が著しく悪い」「手足に痺れを感じる」などなど、身体に異常を感じたら無理せずに休みましょうね。もし「これはやばい」と感じるようだったら、すぐ店員さんに言って救急車を呼んでもらうのが良いと思いますよ。

恥ずかしいとか思う方もいるかもしれませんが、死ぬことに比べたら取るに足らないことですからね。

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