ついに広がってしまった圧倒的格差!?【覆面パチンコ業界人T.,K】

ついに広がってしまった圧倒的格差!?【覆面パチンコ業界人T.,K】

※『覆面パチンコ業界人T.,Kの忖度はナシの方向で』過去の連載まとめはコチラから。

 


 

世の中には数多くの忖度が溢れています。パチンコ・パチスロ業界も然り。

このコラムは、そんな業界の中心部に身を置く1人の開発者が、色々なしがらみを振り払ってお届けします。

最新機種や人気機種の秘話、メーカー関係者ならではの裏話まで。

もちろん忖度はナシ…の方向で。

第37回 ・2月スマスロ御三家に賭けた明暗!?

やぁ。

T., K. だよ。

さて、先週のお話の続きでございます。

なかでも御三家ガルパン・ゴジエヴァ・ギアスのそれぞれについて書かせて頂きました。

それが更にどうなったか? 見ていきましょう。

【中古価格 先々週→現在】

ゴジエヴァ:131万円→171万円

ギアス:55万円→37万円

ガルパン:34万円→27万円

この前の記事的にはギアスは“踏みとどまった”位置に居ましたけど、低下大きいですね。

一方で、良いものは良いで走りがちな当業界の中古価格の教科書通り、ゴジエヴァは上昇を止めずにこの値段まで来てしまいました

それを裏付ける稼働データが下記2/19~25の全国某データです。

ゴジエヴァ:アウト19,300 粗利11,900円 玉価3.44 利率18%

ギアス:アウト15,200 粗利5,650円 玉価2.96 利率12.5%

ガルパン:アウト14,300 粗利3,790円 玉価3.24 利率8%

次のフェーズに移行するとき!?

圧倒的格差がついてしまいました…。

エンドユーザー様的に、これら数字を見ると「おいおい、ゴジエヴァ辛くてきつ過ぎん?」って見る人もいるでしょう。

でもそれは短絡的過ぎます。ホールにとっての当月内でのこの実績差はとても大きくて。

使える・使えないが明確になった今、ギアス・ガルパンにはもう設定配分による「なんとかしよう」感は失われ、逆にゴジエヴァで他ホールに差を付ける戦略に設定を期待できるフェーズに移行すると思います。

もっとも、ゴジエヴァのデメリットは設置台数の少なさになるんですが…。

なので、元から少台数やバラエティでもしっかり良い台には設定を配分するようなホールさんのゴジエヴァが狙い目になってくると思います。

ちなみに、物差しとして現状最強名機(と個人的に思ってる)モンキーVの同週データを置いておきます。

モンキーV:アウト17,290 粗利6,380円 玉価2.99 利率12%

ああ、12週目にしてこの数値。良いですねえ~惚れ惚れします。

筐体

ここからは「なぜガルパンがダメだったか?」の個人的考察をしたいと思います。

ストレス個所の増強…AT戦車道って名機だった初代からずっとそうですけど、自力感が高い半面で勝負所で引けない時のストレスが元々含有されてるゲーム性です。
それが今回はベルロックしなきゃいけない→ベルロック中に小役連発で作戦引かなきゃいけない→作戦も発動してもそこまで大きな期待は出来ない→失敗したらそこまでの“撃破数”が無しでやり直し。とまあイラつきが高くなってますよね。

通常時がCZ→CZの繰り返しなので、余計にAT行ってでも試され続ける感が高まります。

敵を倒して突破型、みたいなゲーム性において“蓄積”がされていかない機種って低実績で不平が出やすい傾向は以前から気になってる法則でしたが、今回の一番のウイークポイントだと思います。

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