なぜ三重県だけ年越しオールナイト営業ができるの???

なぜ三重県だけ年越しオールナイト営業ができるの???

はじめに

虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」、第34回。

 


 

2023年も早いものでもう残り僅かとなりました。大晦日と言えば、パチンコ・パチスロ打ちなら三重の年越しオールナイト営業は有名ですよね。

もちろん今年も開催されるわけですが。なんで三重だけなの!?と疑問に感じた方も少なくないのでは!?

今回は、その理由について紐解いていきたいと思います。

年越しオールナイト営業とは!?

三重県で、1985年の「風営適正化法施行条例」改正による営業時間の緩和を受け、1231日の午前9時から翌年12日の午前1時までの連続営業が可能となった。これがいわゆる年越しオールナイト営業です。

パチンコ店の営業時間

まずは基本となるパチンコ店の営業時間について解説していきましょう。

パチンコ店の営業時間は風営法で定められており、深夜000~午前600までは営業できないことになっています。この営業可能な時間を基に、各都道府県の条例によって営業時間は決まります。そのため、地域によって営業時間が異なることになります。

因みに、営業時間の最長は宮城県の800240016時間営業となっています。

伊勢神宮の参拝客のおかげで…

2022年の大晦日の伊勢神宮の参拝客は、なんと600万人超え!! このように毎年、多くの参拝客で賑わう伊勢神宮の存在により、三重県は参拝客のトイレと駐車場の確保のために特別な条例を設けました。それが、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例」略して前述した「風営適正化法施行条例」です。これにより、年越しオールナイト営業が三重県内でのみ可能となった訳です。

まとめ

初詣の参拝客の混雑回避をパチンコ店に協力してもらう、という趣旨から始まった年越しオールナイト営業。地域のために大きく貢献していると思われます。しかし、残念ながら出玉状況の方はイマイチのところが多いとか。それでも、マグロの解体ショーなどのイベントを開催するホールもあるので、お祭り感覚で参加してみるのも良いかもしれませんね。

虚心の年越しは、キャバの指名嬢にお年玉をむしり取られる凄惨なイベントがあるので参加できませんが()

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