【牙狼】仕様以上に甘過ぎ

【牙狼】仕様以上に甘過ぎ

はじめに

虚心坦懐のGoing Underground、第62回。

 


 

今回は、2018年年末頃のお話。

パチスロは遂に5号機時代の終焉が見えだし、6号機が登場し始めた。6号機のトップバッターとなったのは、人気の番長シリーズのスピンオフ的な機種で「HEY!(大都技研)」であった。評判は悪くなかったが、依然、ホールで人気であったのは、「北斗の拳 転生の章(Sammy)」「沖ドキ!(アクロス)」「ミリオンゴッド-神々の凱旋-(ユニバーサルブロス)」「アナザーゴッドハーデス(ミズホ)」「押忍!サラリーマン番長(大都技研)」などの爆発力のある5号機であった。

パチンコは65%規制の真っ只中で、小当りRUSHを搭載した「CRぱちんこウルトラセブン2(京楽)」や右打ち時の大当りは全て2400個の「CR真・花の慶次2~漆黒の衝撃~(ニューギン)」などが登場した。また、「CR天龍∞(マルホン)」「CR犬夜叉ジャッジメントインフィニティ(Daiichi)」「CR綱取物語~横綱7戦全力~(アムテックス)」「CRトキオスペシャル(アムテックス)」「P(TAKAO)」など個性豊かなアナログ機も多数登場した。そして、遂にパチンコもP機時代に突入し、設定付きパチンコも登場し始めた。

そんな中、年末に人気シリーズの最新機種として、右打ち時、65%の確変を引ければオール2400個というスペックで「CR牙狼 TUSK OF GOD(SanseiR&D)」、通称「赤牙狼」も姿を現わした。

「CR牙狼TUSK OF GOD」とは!?

大当り確率1/319.6(確変時1/189.95)、確変突入&継続率65%のデジパチ。ヘソ入賞時でも20%が16Rというありがたい振り分けもあった。一方で、35%の4R通常を引いた場合は時短すら付かないという、完全オール右振りの波の粗めな機種であった。

CR牙狼TUSK OF GOD(SanseiR&D/2018年)
CR牙狼TUSK OF GOD(SanseiR&D/2018年)

攻略法の内容

《手順》

16回転/千円以上の台を打つ!

 

実はこの機種、導入直後に全国データを調べてみると、なんと、モードTY(確変突入時の期待出玉)基準値の約5900個を破格に超える7900であり、実質の継続率は約75という数値であった。注目機種でサンプルも多いため、これは信頼しうる値。そのため、ボーダーも3回転以上下がることになる。

攻略の出所

ネット関係でかなりの情報力を持つ、弟子Sからの情報。

65%規制時に旧MAX機を体感!?

最初は台に詳しい方々と相談した感じ、某スロでもあった「タイマー」説も出たが、この手の情報は初動が大事なので、とりあえず仲間内でいろいろな店舗で稼働しつつ、データを採ってみた。2日目くらいだと、20くらい回るお店もあった。さらに、ネットに詳しいプロのSが数日間集めたデータから「タイマー」の可能性がないと判断し、虚心の周りのプロ達は、それなりに回る赤牙狼を1週間近く毎日のように稼働した。

しかし、時期は12月ということもあり、クリスマスの頃には釘状況が暗黒騎士のようになってしまっていた。そして、気づくとどこのホールも赤牙狼から「CR牙狼 GOLD STORM翔」に戻ってしまった。

1/319の初当り確率で旧MAX機の出玉感を体感できたプロ仲間は、「P牙狼月虹ノ旅人」がヒットした今でも、好きな牙狼シリーズは「CR牙狼TUSK OF GOD」と答えるようになったのはいうまでもない。

因みに、"当てる系の攻略法"ではなかったことと、稼働期間も短かったため、個人収支ではマイナスになったプロも当然いた。

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