【セット打法】1枚掛け後、数GでBIG成立

【セット打法】1枚掛け後、数GでBIG成立

はじめに

虚心坦懐のGoing Underground、第82回。

 


 

今回は、1998年頃のお話。

パチンコは、5回リミッター搭載の暗黒期。CR機は、1/300~1/360の初当り確率で1/2ループタイプの機種がほとんどであった。一方、現金機は「バトルヒーローブラザーズ(大一)」「ブリバリ原始人(豊丸)」「セクシーショット(マルホン)」「フィーバー安全運ちゃん(ダイドー)」「寿司大王(銀座)」など時短を上手く使った変わり種の機種が続々登場。また、甘デジの先駆けとなる「加トちゃんワールド(奥村)」も登場した。虚心は専ら、「CR海底天国(タイヨーエレック)」(→リンク)の玉詰めに夢中だった(笑)。

パチスロは、Aタイプでは「ハナビ(アルゼ)」「バーサス(アルゼ)」が登場。そして、新しいシステムでコインを減らさずG数を稼げるパチンコの時短のような機能であるチャレンジタイムを搭載した「ウルトラマン俱楽部3(Sammy)」「ジャパン2(Sammy)」「クロスCT(ネット)」「エスプ(瑞穂製作所)」「アバロンD(パイオニア)」「クレオパトラ(オリンピア)」「クラフト(岡崎産業)」などのCT機が各メーカーから登場した。虚心は短期間ではあったが「ビーナスライン」や「ファイヤーコング」(→リンク)にもお世話になっていた(笑)。

そんな中、ほとんどが悪の秘密結社によって改造されていた「ワンワンハウスA(大東音響)」も、不当な爆発力をひっさげて登場した。

「ワンワンハウスA」とは!?

設定1~6で、BIG確率1/409.6~1/260.1、REG確率1/1170.3~1/744.7、機械割90%~110.1%のAタイプパチスロ。しかし、ほとんどが裏モノで、80Gまでが熱い「上乗せver.」、リプ連から5G目が熱い「リプ連ver.」、キングガルフでお馴染みの「状態ver.」などが存在した。

ワンワンハウスA(大東音響/1998年)

攻略法の内容

こちらの攻略法は裏モノだから通用した。正規のモノと違い、裏モノは裏「ハナハナ-30」(→リンク)のように瑕疵が多い場合や元々セット打法が仕込まれているものも多い。今回の場合は、セット打法でBIGを成立させるというものであった。ただし、効果があるのは「上乗せver.」のみとなっていた。

 

《手順》

① チェリー等の小役を引くまで打つ。

② 小役成立後、1枚掛けで5G消化

③ 3枚掛けで1G消化するとリプレイが成立

④ 3枚掛けでもう1G消化

⑤ 1枚掛けで5G消化

⑥ 3枚掛けで消化→BIG成立

※⑥で小役が揃った場合は、②へ戻る。

…というような内容で、簡単にBIGを成立させられるという内容であった。

攻略法の出所

「餅は餅屋」というように、このようなパチスロを元気にすることを生業とされているパチスロ界の闇医者、ブラックジャック的存在の方から(笑)。

これがホントのわんわんパラダイス!?

虚心がこの攻略法を使ったホールは裏モノが多く、実際、かなり"いろいろ"やらせてもらっていたホールであった。当時、虚心は裏モノ「パピードッグ(大東音響)」の2枚掛け攻略で連チャンを獲得する、という攻略ネタを行っていた。かなり抜いてしまったこともあってか、客付は悪くなかったがその後の新装でハズされることに…。

そして新装後、虚心がホールに着くと、私を見るなり店長は勝ち誇ったような様子で私の方を見ていた。それを横目に、稼ぎ頭「パピードッグ」のシマに行くと、全台「ワンワンハウス」に入れ替えられていたのだ。虚心は、これを見て逆にニンマリ。ちょうどネタが耳に入ってきた矢先、これから探そうと思っていた台が、目の前にシマで存在していたのだ。「据え膳食わぬは男の恥」ということもあり、早速…(笑)。これこそまさに、虚心が忠犬に出会えた瞬間であった(笑)。

そして本機は、当然のように早々に攻略の餌食となり、次の新装でまたまた電光石火でハズされることになるのであった(笑)。

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