【パチンコ】千円50回転も可能になった究極ストローク&止め打ち

【パチンコ】千円50回転も可能になった究極ストローク&止め打ち

はじめに

虚心坦懐のGoing Underground、第90回。

 


 

今回は、1998年頃のお話。

パチスロは4号機時代で、「クランキーコンテスト2(アルゼ)」「シベリアーナ(ミズホ)」「グロリアハーツ(ミズホ)」「バーサス(アルゼ)」「ハナビ(アルゼ)」「ビーマックス(アルゼ)」「ウイルスショック(アルゼ)」などアルゼ系に多くのAタイプの名機が誕生した。また、「ビーナスライン(オリンピア)」「ファイヤーコング(オリンピア)」で攻略法が発覚し、プロ達の懐を暖めた。虚心は、悪の秘密結社によりパワーアップした「リズムボーイズ(大東音響)」「シオサイ(パイオニア)」が大好物であった()

▶「ビーナスライン(オリンピア)」「ファイヤーコング(オリンピア)」の攻略法はコチラから。

パチンコは5回リミッター機の暗黒時代。「CRルパン三世(平和)」はヒットしたものの、パチンコ人気は低迷していた。そんな中、変わったスペックの現金機が多数登場。現在の甘デジの元になった、初当り確率の軽い「加トちゃんワールド(奥村)」「わくわく探検隊EX5(ニューギン)」「バトルヒーローブラザーズ(大一)」や、全ての大当りに時短の付いた「セクシーショットS(マルホン)」「Fパンチアウト(ダイドー)」、今で言う転落式に近い「ブリバリ原始人E(豊丸)」、次回まで時短を搭載した「F安全運ちゃん(ダイドー)」「めぐみ工務店FX2(京楽)」などが登場した。

そんな中、1/2で次回までの時短を搭載した「寿司大王65EX(銀座)」も、設置少なめでひっそりと登場した。

「寿司大王」とは!?

「寿司大王6」は、初当り確率が約1/233。大当り出玉は、1/2の「次回まで時短確定大当り」で約2300個、1/2の「時短なし大当り」で約700個の現金機デジパチ。

「寿司大王5EX」は、初当り確率が約1/211。大当り出玉は、約1800個で1/2で「次回まで時短」に突入し、ループした。こちらも現金機デジパチ。

業界初のタコシステムを搭載し、タコを減らさないように的なことが説明書きに載っていたが、全く意味はなく、液晶フラッシュがないと当たらないイメージであった()

攻略法の内容

こちらの攻略は、2つの攻略を組み合わせると言うネタ。

一つ目は、ゲージ構成の穴をつき、以前に紹介した「CR忠臣蔵」や「CRキカイダー」、最近話題となった「CRデビルメイクライ4」同様のストローク攻略

二つ目は、こちらも以前紹介した「花百景」「エキサイトレディ」さらに、近年は右でもやれた「CRめぞん一刻~好きなのに」と同様に電チューの、開放タイミングを狙い打つというもの。

 

《手順》

① 天打ちする。

② スルーに玉が通過したら、打ち出し停止。

③ 30秒毎に3発打ち出す。

 

と、これを当たるまで繰り返す。こちらの機種、普通に打つと非常に回転率が悪いのだが、天打ちすることで回転率を大幅に上げることが可能であった。また、「花百景」の頃からミニデジの回転時間は一律約30秒だった上、こちらの機種はしっかり電チューが開いたため、千円で50回転以上まわすことも可能であった。台によっては、当たっていないのに玉が増えてしまうことさえあった()

▶「CR忠臣蔵」「CRキカイダー」「花百景」「エキサイトレディー2」「CRめぞん一刻~好きなのに」の攻略法はコチラから。

攻略法の出所

ゲージを見た瞬間に気づき、天打ちが効果あるだろうと試している際に電チューが開放したのを見て、ここも狙えると確信した。しかも、スルーのゲージも優秀で、保留が枯れることもなさそうなのには正直ワクワクした()

設置が少ない上…、時間効率は激悪!!

設置からしばらく経ち、普通の人は打っても回らない上、そもそも面白くないから打たないようになり、気づけばプロっぽい人しか座っていない状況になっていった。しかし、時間効率が悪いこともあり、通常時から止め打ちをする打ち手は極わずかで、基本、回る台を打って、時短中の止め打ちで玉を増やすというのが座っている人達のメインの立ち回りのようであった。

因みに、こちらの機種、演出的な評判は決して良いモノではなかったのだが、虚心は、昨今の機種のレバブルのように「基本、画面フラッシュ待ち」という分かりやすいゲーム性が好きだったため、設置されているギリギリの時期まで触っていた。

そして虚心は、さらに設置の少ない「寿司大王5EX」にも興味を持ち、総武線沿線の設置台数1台のホールにまで、よく打ちに行ったものだ。こちらは、当然の如く勝ち目のない釘状況だったが…()

 

余談になるが、虚心は銀座というメーカーの機種は、変わったスペックの現金機が多く非常に好きだった。「ゴールドパイレーツ(銀座)」なども似たような攻略が効いたのだが、他県のプロ達と話しても実機を見たことがない方や存在すら知らないという方がほとんどで、仲間内から「レア体験」と呼ばれている()

 

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