パチンコを長いこと打っていれば、大ハマリや大連チャンはもちろんのこと、普通に生活していたらなかなかお目にかかれない「人」との遭遇まで……。本当に不思議なことが起こるもの。

ましてや、人より長くホールに滞在することが多い「パチンコライター」はそんな場面を一度や二度は見ているハズ。

そこで、ホールで「こんな珍しい場面に出くわすこともある」ということをお伝えしていこうというのがこの『パチンコ ホールで遭遇した珍事』!!

ちなみに……今回明かす珍事はあくまで各ライター陣が体験した出来事。編集部とは一切関係ありませんのであしからず。

……要は、昔の思い出話なので「編集部に何か言われても今更何かできるワケがない……」ってことです。どんなことでも、時が過ぎれば語れる思い出!!

パチスロの設定狙いを清々しくスカって、しこたま負けたある日の夕方。

野良犬の様にパチンコのシマを歩いていると、目の前の通路に千円札が落ちているではないか。

よしよし、これで損失補填になるな……なんて事は思わずに、遠くの方に見える店員さんに向かって手を振り近くに来てもらい「お金が落ちてますよ」と告げる。

『我こそは正直者の神なり。これで明日は爆連だな』

全く大した事をした訳でもないのに、妙に清々しい気分になり、再び歩き出した10メートル先…。

今度は1万円札が落ちてるやんけ！

いやいや、そんな事ある？(笑) そんで、俺もよく気が付くなあ…。

すぐにさっきの店員さんに、ここにもお金が落ちてるよとジェスチャーで伝える。

すると店員さん、苦笑い。俺も苦笑い。…なにこの微妙な気持ち。

なんだか怖くなって、55000円負けたまま脱兎のごとくパチ屋を後にしたんだ…。

そんで、翌日。スマスロ北斗がマジで大爆発。8000枚も出てしまったのだ。

今まで北斗で全敗だった俺が、ウソのように3回もラオウを昇天させてしまった。

こんな偶然あるんですねえ…。