現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。

となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源（ORIGIN）となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。

この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット！　最新の人気シリーズマシン、その元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!

平和のスマスロ第1弾マシンとして登場し、人気を博している「Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!」。オリンピアの刃牙シリーズとしては初代マシンとなりますが、パチスロにおける「刃牙」シリーズとしては第3弾マシンとなります。そんな本シリーズの初代マシンにあたるのが2014年2月に登場した「パチスログラップラー刃牙～最大トーナメント編～」です。

本機はART「グラップラーバトル」で出玉を増やすタイプの5号機。2種類の上乗せゾーンが本機最大の特徴で、「刃牙RUSH」「オーガインパクト」ともに個性的な上乗せが期待できました。また各演出では原作でおなじみのキャラクターたちが次々と登場。ファンも納得のアツいバトルが随所で繰り広げられました。

そのART「グラップラーバトル」へのメイン突入経路は2つ。

レア小役時は主に「長老の木ゾーン」へ。刃牙のまとうオーラの色で期待度が変化する仕様でした。ボーナス「強者への試練」時は最終的に夜叉猿とのバトルへ突入。ここで勝利することができればART確定となりました。

ART「グラップラーバトル」は1セット50G＋αで、1Gあたり約2.0枚増加。最高継続率は90％を誇り、規定ゲーム数消化後は継続バトルへと発展。ここで刃牙が勝利し続ける限りARTが継続するゲーム性となっていました。

そのART中に突入し、本機をアツくするのが2種類の上乗せゾーン「刃牙RUSH」と「オーガインパクト」。

「刃牙RUSH」では刃牙が攻撃を続ける限り継続し、コンボがつながるほど上乗せゲーム数がアップしました。「オーガインパクト」はさらに強力で、毎ゲーム+100G以上のゲーム数上乗せが発生。78％でループする仕様で、レア小役が成立すればさらに大量上乗せのチャンスとなりました。

ちなみに通常時の演出は非常に豊富で、連続演出は大チャンスに直結。原作を彷彿させるアツいバトルがボーナスへとつながりました。

そんな初代マシンを経て、2017年に今度は七匠から「パチスロ グラップラー刃牙」が登場。ART中のトーナメントで5回戦を勝ち抜くと、EXバトル「地上最強の親子喧嘩」へと突入するゲーム性を搭載していました。そして2022年11月、前述のスマスロ「Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!」がオリンピアから登場。スマスロならではの強力な出玉力が本機最大の魅力で、上位AT「バキバキアルティメット」に突入すれば大量獲得も可能な1台となっています。まだまだホールで高稼働中なので、ぜひホールで挑戦して「刃牙」の世界観をじっくり味わってみてください。